2016/08/20

夏の間に本を読む

今年の暑さには耐えられない。日中家にいる時はエアコンのない居間(!)から抜け出し、隣の8畳の和室でエアコンつけて、パソコンを開いたりテレビを見たり新聞を読んだり。
お盆中はプールも休みで姑もショートステイだったので久しぶりに寝転んで読書、タイトルが気に入って「先生のお庭番」を買ってきて読んだけど、二日で読み終えてしまった。江戸時代末期に長崎に来て日本の植物をヨーロッパに広めた事でも知られる医師・シーボルトの園丁だった少年の目から見たシーボルトの話。内容的には浅くいまいちだったのと、シーボルトの事もあらためて読んでみようと他の本を探しました。

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見た通り分厚い文庫本で1冊が900円前後で700ページくらいある。ブックオフでは見当たらず、書店も数軒回ったがなく、けっきょくネット通販で買いました。
シーボルトの娘というタイトルなのに、「上」では前半をシーボルト事件を中心に占め、しかも娘のお稲はやっと真ん中あたりで誕生する。一巻はシーボルトとお滝が中心、お稲の話はこれからだ。

吉村昭の書いた本、「魚影の群れ」「漂流」は、昔テレビで放映されていた映画を見てから読んだもの。「冷い夏・暑い夏」は、肺がんで苦しむ弟に病名を隠し苦悩する兄の話・・肺がんで母が入院した頃発売されたのを読んだ。「羆嵐」は最近。熊出没のニュースが多い昨今なので。この三毛別の事件は「戸川幸夫の動物物語」で「羆風」があり知っていたけれど、吉村昭のは寒気がするほど冷静でかえって怖かった。家の本棚には他にも数冊あるけど、けっこう好きな作家かも。

まだ「下」を読んでいません。家に誰もいない時は音読をしたりして。前半は史実を元に書いた文章が多いので、声を出して読むと内容もなんとか分かり退屈しない。当時の長崎の情景が浮かんでくるような描写も多いです。
昔、種会社の会員冊子でシーボルトの特集があってその時はシーボルトって、花好きの私からすれば日本を愛し日本の植物をヨーロッパに紹介したやさしいお医者さんってイメージだったんだけど、実際は好奇心旺盛過ぎて、かなり貪欲な人物だったのかな、とも。いろんな意味で。
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2000年10月11月号 サカタのタネ園芸通信

(そういえば、近々シーボルトの遺品展示会があるような?名古屋は来年4月らしい)
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